グリーフケアについて

グリーフケアのサポート

死別などによって愛する人を失うと、悲嘆を感じ、グリーフワークと呼ばれる特別な精神状態を経ていき、グリーフケアのサポートによって、人は正常なグリーフワークを歩みます。以下のプロセスが正常なグリーフワークです。グリーフワークの期間:配偶者の死別の場合1~2年ほど・子供の死別の場合2~5年ほど

正常なグリーフワークとそのプロセス

名称 内容
ショック期 死別などによって愛する人を失うと、愛する人の死がとても大きなショックとなり、現実感を喪失したり、正常な判断ができない状態になります。
喪失期 死をまだ十分に受け入れられず、強い感情(自責感、号泣、怒り、敵意)が出てきます。生前の故人と同じ症状が出たり、故人の死の原因を第三者に押し付けたりすることもあります。
閉じこもり期 完全に死を受け止めた結果、生きる意味を失い、うつ病になります。故人の死の原因は自分なのではないかと問いたり、自責感に襲われます。
再生期 愛する人の死を乗り越えて、社会人として新たなスタートができ、人と接する事にも積極的になっていきます。ここまでの期間は、配偶者の死別の場合1~2年ほど・子供の死別の場合2~5年ほど、と言われています。

グリーフワークの悲嘆の反応

グリーフワークでの悲嘆は、様々です。反応別に以下に記載します。これらの反応は正常なもので、周りが理解することが大切です。

反応と症状 内容
身体的症状 身体的苦痛、のどの緊張感、呼吸障害、疲労感、食欲喪失、消化に関する諸症状、睡眠障害、気力喪失、頭痛・嘔吐・消化不良・筋力の欠如・動悸などの身体的愁訴、故人と同じ症状の出現、アルコールや薬の依存 など
心理的症状 故人の面影にとりつかれる、思慕、罪責感、憂鬱、不安、怒り、敵意、孤独、自尊心の欠如、絶望、非現実感、疑い深さ、幻覚 など
行動的反応 号泣、故人の行動の模倣、行動パターンの喪失 など
認知的反応 思考・判断速度の低下、集中力の欠如 など
病的な悲嘆 死別者の10~15%が「病的な悲嘆」に陥ると言われています。

リーフケアについて

感情を抑えようとするのではなく、悲嘆を認め、表現し、互いにそれを認め合うことが大切なことです。故人の死を徐々に受け止め、強い感情は薄れていきます。グリーフワークの専門家や経験者に協力してもらうことも有効的です。無理をせず、死を徐々に受け入れ、そして周りも理解をしてあげることが大切です。

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